第39章 苦しむ熱、寄り添う想い ※
そう言ってスっと手を差し伸べてくれた。
まるで王子様がお姫様をエスコートするみたいに、優しく手を握ってくれる。
その手を取ると、温かい温もりが手から伝わってくる。
その瞬間、の心臓がドクン、と音を立てた。
「っ……」
思わず立ち止まる。
マ「…?どーした?仕事しすぎなんじゃねェの~?」
いつものようにマイクは軽く笑っている。
どんどん鼓動は早くなっていき、体も熱くなってくる。
……発作だった。
「な…んでも、ないです…」
相澤は今日、任務のため今外に出いる。
部屋に戻ったら相澤に連絡をして、薬を飲んで待っていよう。
そう思いながらどうにか平気なフリをして、息を思い切り吸い込んだ。
それを見たマイクはスっと真面目なトーンになる。
マ「……あのさァ、俺がどれだけを見てると思ってンの?なんでもない訳ないっしょ?」
覗き込んできた鋭い視線に捕らわれる。
「っ…」
今すぐ、温もりが欲しい。
だが甘える訳にはいかない。
「ほんとに…大丈夫、です。帰って…寝たら、治ります…。よくある、ことなので…」
マ「俺ァ初めて見たけど?」
どんどん体は熱くなり、体がふらつきはじめる。
ガクッと倒れそうになったところ、マイクが抱きとめた。
マ「おいおい…ホントに大丈……っ!?」
マイクは抱きとめたの表情を見て息を飲んだ。
熱い体、火照った頬、潤んだ瞳。
そして物欲しそうな、何かを求めるような表情。
マ「っ……」
言葉にならず、その表情を見つめる。
「ひざし…っさん、はぁっ…はぁっ…」
マ「っ…、とりあえず部屋まで運ぶ」
支えられながら、なんとか歩いて部屋の前まで行った。