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【ヒロアカ】愛と癒しの代償【R18】

第45章 輝く舞台、愛される存在


ステージ中央で物間はすっと片膝をつき、優雅にの手を取る。

その手の甲へ、軽く、しかし丁寧にキス。

「っ……」

照明が反射して場内から再び悲鳴のような歓声が上がる。

物「さあ、参りましょう、先生」

の手を引き、ゆっくりと歩き出す。

物間は横に立っているを直視できない。
王子スマイルのままだが、目線は微妙に前。
時々、ちらっと見るだけ。

会場は大盛り上がり。
しかし物間は終始“完璧な王子様”を演じつづける。

も、物間の硬さに気づくが、何も言わず微笑むだけ。

中央に戻り、観客が息を飲む中、物間は再びひざまずいての手を取り、もう一度、丁寧にキス。

今度はほんの少し長く、“演技じゃない”温度が滲んでいた。

歓声が爆発する。

物「ハッハッハ、これで優勝間違いなしだな!」

相変わらずな物間に思わず笑ってしまう。

だがステージを後にし、舞台袖へ入った瞬間。

物間はゆっくりと息を吐き、さっきまでの王子様スマイルを崩す。

そして小さく、でも真剣に

物「…とても、綺麗です。本当に……」

顔はうっすら赤いけれど、その瞳はまっすぐを見つめていた。

「ありがとう。寧人も、似合っててとってもかっこいいよ。こんな素敵な衣装をありがとう」

物「っ…!ま、まぁ!僕はなんでも似合いますので!ハハハハ」

「先生ほら次もあるんですから!行きますよ!」

「えぇ…、どのくらいあるの…?」

物間が笑っている間に、は女子生徒たちに手を引かれ連れていかれた。
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