第39章 苦しむ熱、寄り添う想い ※
マ「あとどんくらいなの?」
「もう少しです!」
マ「そんじゃ、俺待ってていい?終わったら部屋まで送るよ」
「えぇ…そんな悪いですよ」
マ「俺がしたいからいーの!それに、女の子1人じゃちょっと心配ジャン?」
ね?と眉が上がる。
「敷地内ですし、危険はないと思いますけど…!」
マ「ァ~!!男のプライドってもんよォ!送らせてくれよォ~…!」
「ふふ、じゃあお願いしてもいいですか?」
マ「モチだぜ!任せろ!!」
見事に乗せられ、はマイクにお願いをした。
コーヒーを飲みながら暫くまたパソコンと向き合う。
その姿をマイクはとても優しく柔らかい顔で眺めていた。
マ(そーいや、こんなゆっくり2人きりになるなんて初めてだな。いつも決まって相澤が居る…あいつ絶対、俺とを2人にさせないようにしてるぜ…!)
そう考えながらすこし眉間にシワが寄った時、
「よし…!終わった!!」
嬉しそうな横顔を見て、マイクはまた柔らかい顔に戻った。
マ「そんじゃ、準備して行きましょうかお嬢サン」
「なんですかそれ!すぐ、用意します」
笑いながら、パソコンや書類を片付ける。
マイクはふと、口を開いた。
マ「あのさァ、って好きな人居ンの?」
「え…?…なんでですか?」
マ「いやァ…、なんかさ、綺麗になったつーかさ。色気が増したっつーかさ。……あ!これセクハラ!?」
その言葉に少し笑みをこぼした後、
「……好きな人、かぁ」
と呟いた。
その顔と声がとても儚くて、今にも消えてしまいそうなほど弱かった。
マイクはの言葉を待つ。