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【ヒロアカ】愛と癒しの代償【R18】

第39章 苦しむ熱、寄り添う想い ※


この日、は1人職員室で夜まで残業していた。

(今日中にこれ終わらせたい…)

窓の外はすっかり暗くなっている。
パソコンの明かりがの顔を照らす。

カタカタとキーボードを打つ音が職員室に響いていた。

は画面と睨めっこをしながら必死に頭を動かしていた。
職員室のドアが空いたことなんて全く気づかなかった。

「んー…と、ここは…」

マ「よォ、まだ残ってンの?」

「っっ!!!」

ビクッとなってペンが落ちる。

マ「ごーめんごめん、驚かせちまった?」

声の方に顔を向けると、いつもとは違う、オフ姿のマイクがそこに居た。
いつも上げられている長い髪は後ろで括ってある。
Tシャツにジャージ、とてもラフな格好だった。
そのギャップに少しドキッとする。

「ひざしさん…、びっくりしました…」

びっくりしたせいなのか、マイクのギャップのせいなのか。
胸はドキドキと高鳴っている。

マ「無理すんなよー?」

「はい、これが終わったら帰ります!ありがとうございます。ところで、ひざしさんはどうしてここに?」

マ「あー、俺ァ忘れ物取りに来ただけよ。財布忘れちまってな」

マイクは自分の席に向い、あったあったと声をあげていた。

はパソコンに向き直し、また画面と睨めっこ。

マイクはゴソゴソと何かをしていたが、あまり気に止めなかった。

すると、突然横から手が伸びてきた。

マ「ん、これ飲みな」

手には温かいコーヒー。
そしてマイクの手にも同じものが。

「わぁ…ありがとうございます!」

ぱぁ!っと明るくなったの顔を見てマイクは満足そうに笑った。
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