第38章 溢れる力、受け継がれる愛 ※微
------A「愛されなければ満ちぬ。愛を注がれねば“回路”は完成しない。だから私は、狂わせた。欲を与え、渇きを植えつけた。男たちはあの子を愛し、あの子はその愛に反応して力を得る。それが彩香を成長させる」
オールマイトは以前オールフォーワンに言われたことを思い返していた。
オ「愛に反応して力を得る…と言っていた。何か関係しているのか?」
校「……物理的な愛情表現によってくんの力が増しているということか…?相澤くんに爆豪くん、轟くん。そして緑谷くん」
緑谷が一瞬固まる。
緑(っ!!かっちゃんや轟くんもちゃんに何かしたのか!?相澤先生は何となくわかるけど…)
「…っ。…その件は本当にすみません。処分なら私が受けます」
校「いや…誰も責めることができない。相澤くんもそれで納得している」
「出久は離れてくれと忠告してくれました。なのに私が離れなかった。出久は悪くありません」
校「緑谷くんを責めちゃいないよ。もちろんくんもさ。……とにかく、物理的な愛情表現でくんの力に変化が起きると言うのは…よくわからない話だが、無視する訳にもいかない。くんは自分の力をいつも以上に意識して、何か変化があれば教えてほしい」
「わかりました」
校「それから……これは2人がどうするか、でもあるんだが」
少し気まずそうな顔でと緑谷を交互に見た。
校「もし次、緑谷くんが今日と同じような衝動に駆られたら……身を委ねてみるのも、一つの手かもしれない」
緑「っ!?!?!?」
「!!」