第38章 溢れる力、受け継がれる愛 ※微
が校長の横に腰掛ける。
校「オールマイト、緑谷くん。くんに話そう、ワンフォーオールのこと」
オ&緑「!!!」
「ワンフォーオール…?」
校「彼の中のワンフォーオールがくんに反応している。しかもそれの正体が"愛"だ。くんにも共有して、オールフォーワンの真意を考える必要があると思うのさ…。それがわかれば、対策が出来る。備えることができる」
オ「おっしゃる通りです…」
「あの…すみません。ワンフォーオールとはなんなんでしょうか…?」
置いてけぼり状態のは首を傾げた。
そしてオールマイトは自分の個性、ワンフォーオールについて語り始めた。
受け継がれてきた個性であること、そしてそれを緑谷に譲渡したこと、先日オールフォーワンに会いに行った時に言われた言葉。
全てを聞いたは何も言葉を発することができなかった。
「出久の力、俊典さんに貰ったんだね」
緑「うん…ずっと言えなくて、ごめん」
「ううん、言えなくて辛かったね。だけど、良かったね…、本当に……良かった…」
無個性だが小さい頃からオールマイトに憧れ、そのオールマイトに認められて力を勝ち取った。
緑谷の過去を知っているからこそ、心の底から良かったと思う。
校「オールフォーワンの発言が気になってるんだ。奴は"愛"を説いている。一体なんだと言うのだ…、くんは何か心当たりがあったりするかい?どんな小さなことでも構わないんだ」
「…そうですね。気のせいかもしれないんですけど、最近治癒の力が増したというか…前より短時間で治癒できている気がします。本当に少しですけど」