第33章 試される力、届かない想い
忙しい毎日はどんどん過ぎ、気づけば数日が経過していた。
この日もA組はTDLでトレーニングに励む。
ようやく自分のスタイルを定め始めた者もいれば、複数の技を同時に習得しようと奮闘する者もいる。
ブ「今日は午後から我々がここを使わせてもらう予定だ!」
ブラドがB組生徒を引き連れてやってきた。
ブ「イレイザー、さっさと退くがいい」
相「まだ10分弱ある。時間の使い方がなってないな」
B組の生徒たちはを見て羨望の目で見る。
鉄「まーーたA組ばっか!俺らももっと先生に見てもらいたいぜ!」
物「仮免試験で半数が落ちるんだって!A組全員落ちてよ!」
これに対し、常闇はボソリと呟いた。
常「しかし…もっともだ。同じ試験である以上俺たちは蟲毒…潰しあう運命にある」
「寧人はまたそういうこと言って~…」
物「先生!A組ばっかりで最近全然B組来てくれないじゃないですか!」
最近はもうに対して何も隠さなくなってきている。
拳「こいつ最近先生のことばっかりなんですよね~。前よりもっとひねくれちゃったかも」
「…ごめんね寧人?」
物「っ…!謝るなら最初から来たらよかったじゃないですか!」
「そうだね、もっと顔出すようにするよ。だからもうあんなこと言わないでね?」
物間の顔を覗き込むと、一瞬で顔が赤くなった。
物「っそ、それはどうかな~」
「ま、A組とB組、別会場で申し込みしてあるけどね!」
物間はホッとして表情を一瞬見せ、
物「ホッ…。直接手が下せないのが残念だ!」
A組は思わず顔を見合わせて心配になる。
切「ホッつったな」
上「病名のある精神状態なんじゃないかな」