第28章 抑えきれない熱、大人の愛 ※
爆「水、飲めるか」
コクリ、と頷いて体を起こして口をつける。
が、上手く飲めずに口の端から垂れていく。
爆「おいっ…」
「はぁ、はぁっ」
爆「なんなんだよ…それ………まるで…」
の欲情に溢れた目が合う。
「かつ、き…っ」
爆「っ…」
爆豪は一生懸命、全理性をフル活用して気持ちを押し殺していた。
だがはもう限界だった。
の目から涙が溢れる。
「かつき…っ、ごめん…ごめんっ…はぁっ……、もう、わたし……っ、ごめ、ん…」
爆「あ?なにが……っ」
は爆豪を無理矢理引き寄せキスをしてしまった。
もうこれ以上耐えるのは無理だった。
爆豪の目が大きく開かれる。
衝撃と同時に、抑えていたものが一気に溢れ出した。
爆「はっ…」
そのまま噛み付くようにキスをした。
抑えていた気持ちを全てぶつける。
ベッドに乗り、後頭部を支え、体を抱きしめ、密着しながら口内を犯す。
「はぁっ…、んっ…ん」
激しく、深く、混ざり合う。
静かな部屋に響く2人の息遣いと水音。
爆豪はを押し倒した。
爆「…ヴィラン連合に誘拐された時…なんかされたンか…???」
「っ……」
黙ったまま、目を逸らす。
鋭い爆豪は、今の状態がなんとなく察しがついた。
嫌な予感はしていた。
あの紅い痕と歯形を見て。
考えないようにしていた。
だけど、やっぱり。
爆「……悪かった。守って…やれなくて…」
「ちがう…、助けて、くれた…っ」
爆「まず守らねェと意味ねぇだろーが…」
「ごめん、ね…っ、もう大丈夫…だから…」
爆「嘘だってバレバレなんだよクソが…クソ……クソっ…………クソっ……」
爆豪はキツくキツくを抱きしめる。
守れなかった悔しさが込み上げてくる。