第28章 抑えきれない熱、大人の愛 ※
「はぁっ…、はぁっ」
ふらふらとまた来た道を帰る。
「な、んでっ…」
目の前には、先程思い浮かんだ人が立っていた。
爆「…。いや…考え事してたらいつの間にか…ここに。つーかどうした?しんどそうじゃねーか」
いつもと違って少し落ち着いた様子の爆豪。
の様子を見て心配し、どんどん近づいてくる。
「だめ…っ、こない…で……」
爆「あぁ!?ンだよそれ!」
爆豪はの傍までかけよった。
爆「おまっ…どーした!?大丈夫か?こんな状態で外ほっつき歩いてンじゃねーよ!!」
爆豪の匂いが、温もりが、そして優しさが、すぐ側にある。
「おね…がい、だめ…っ」
爆「あ"!?熱でもあんじゃねーのか!?」
「だいじょうぶ、だから…っ」
爆豪の大きな体を押し返す。
爆「アホ!大丈夫な訳あるか!部屋まで送って……」
爆豪は月に照らされたの表情を近くでまじまじと見て何かを察した。
爆「……っ」
震える体、火照った頬、潤んだ瞳。
爆「…送ってく」
ひょい、と抱えてのいる寮まで運んだ。
爆「ほんとはダメだろうが、今は仕方ねェだろ」
そう言っての部屋まで足を進めた。
何度下ろしてと言っても聞いてはくれない。
の衝動はどんどん膨れ上がっていた。
部屋に入り、優しくベッドに置く。
冷蔵庫を開け、水をコップに注ぎの傍まで持っていく。
「ありが、と…っ、もう大丈夫…だから…っ」
傍にいられると、触れたくなってしまう。
その手で撫でて欲しい、抱きしめて欲しい、キスしてほしい。
奥の奥まで、触れて満たして欲しい。
そんな欲がどんどん溢れてくる。