• テキストサイズ

【ヒロアカ】愛と癒しの代償【R18】

第28章 抑えきれない熱、大人の愛 ※


次の日。

いつも通り仕事を終え、教師寮の自分の部屋へと戻った。

お風呂も入り、ご飯も食べ、リラックスした状態でふわふわの布団に身を沈めた。

「ふぅ〜、今日も疲れた!」

毎日が充実している。
生徒たちと一緒に過ごせる毎日が楽しい。
成長するのを見るのが嬉しい。

横になると生徒たちの笑顔が思い浮かぶ。
明日はこうしよう、ああしようと次々に頭に浮かぶ。

本当に、この仕事をして良かったと心から思った。

_______

布団に入って少し経った頃。

(なんか…熱いかも…)

体が火照ってきた気がする。
もしかして…

今、自分の身体はクスリに蝕まれている…らしい。
日常生活はなんの問題もないが、突発的に発作が起こる。
その発作がとても厄介で。

「はぁっ…はぁっ」

身体の奥が疼いてくる。
誰かに触れて欲しい。
自分では全く意味が無い。
早く…早く…

この前の夜が忘れられない。
あの熱くて激しく求め合った日。

------相「もしまた次、発作が起きれば俺を頼れ。いつでも、何時でもいい、必ず鎮めてやる。だから我慢せず、遠慮せず、必ず、俺を頼れ」

は前言われたことを思い出し、ふらふらと立ち上がった。
部屋のドアを開け、少し肌寒い外を歩き、相澤のいる寮まで足を運んだ。

「……しょう、たさん…っ」

今になって気付いた。
電話すればよかった。
でももう部屋の前まで来てしまった。
恐る恐るは扉をノックした。
何度かしたが、反応は無かった。

(職員室とかかな…それとも、何か事件があって出たのかな…)

熱はどんどん上がっていく。
息も荒くなり、足元もおぼつかない。
でも相澤以外頼れる人がいない。

そしてふと浮かんだ人物。
いつも真っ直ぐ想いを伝えてくれる。
あの赤い瞳に縋りたい。

だけど、そんなことは決して許されない。
立場もそうだが、気持ちを利用することも。

は踵を返し、自分の部屋まで戻ることにした。
/ 513ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp