第45章 輝く舞台、愛される存在
もどこか、“守られてる安心感”を感じてしまうほど自然なリードだった。
爆豪や轟とはまた違う、落ち着きと余裕と計算づくの格好良さ。
広口は歩きながら小声で、
広「……似合いすぎです、先生。今日の先生、強すぎますから……覚悟してください」
ステージ中央に戻った瞬間、広口は一歩前へ出て観客に向き直った。
広「本日は……私たち経営科が、“戦略と美”の証明をさせていただきます」
彼は胸元から小さな透明ケースを取り出した。
中には、銀色の細いブレスレット。
広「こちら、先生のドレスの光と同じ素材を使い、夕方の光でも夜の照明でも必ず先生の腕が一番綺麗に見える角度で光が走るように調整しています」
ケースを開け、恭しく、しかし迷いなくの手首に装着する。
「すごい…綺麗……」
留め具が“カチッ”と止まる直前、広口が小声で囁いた。
広「この光は……今日だけじゃありません。先生が歩く未来が、ずっと綺麗になるように作りました」
「っ……。ありがとう…」
会場は、「プロポーズ?」とザワついている。
「ありがとうございました!!経営科!!完成度が高すぎる!!」
司会者の言葉で、ステージから下がる。
が控え室へ戻ろうとすると、広口がすれ違いざまに小声で言う。
広「……先生。僕も……本気で勝ちに来ていますから」
静かだけど、確かな宣戦布告。
「洋平、ありがとう。みんな…凄すぎるよ…」
そしては、次ののドレスへと急ぎ足で連れて行かれる。