第28章 抑えきれない熱、大人の愛 ※
爆「どんな状態なのか、わかる範囲で…教えろ」
もう隠し通せないと思ったは、少しずつ説明を始めた。
体中にクスリが回っていて、それが媚薬のような働きをすること。
それにより発作が起きること、いつ起こるか予想できないこと。
解毒剤はないこと、クスリを抜く方法を今考えてもらっていること。
そして、相澤に頼っていること、先程まで相澤を探していたこと。
「でも、居なく、て…」
爆豪の顔がどんどん歪んでいった。
爆「っクソ……………」
全て、の口から出る言葉全てが最悪だった。
自分があの時を守ってさえいれば。
誘拐されそうになって、助けてもらった自分が情けなく、悔しい。
「ごめん、ね…」
爆「ンでが謝んだよ……」
爆豪は、今この瞬間も苦しんでいるを助けたいと思った。
解毒剤がないってことは、解消するしかないってことだ。
そしてが外をフラついてたってことは相澤を探していたんだろうが、居ないということは外出中。
おそらく外でヒーロー活動しているのだろう。
それ以外、がこんな状態になるまで放っておくはずがない。
爆「俺も居る」
「だめ、だよ…」
そう言うのはわかっていた。
だがもう、見てられなかった。
爆「…俺じゃ頼りねェか?」
「ちが…っ」
爆豪は優しくキスをした。
爆「好きだ」
「っ…ん」
この優しさに甘えてしまいたい。頼りたい。
だけど立場が、理性を働かせる。
「も、これ以上…は…っ」
爆「……好きだ、」
もうだめだ。
拒めない。
そんなの…ずるい。
何度も何度も角度を変え、何度も何度も気持ちをぶつける。