第23章 取り戻した光、残る傷跡
A「また僕を殺すか?オールマイト」
2人がぶつかり合うと、衝撃が地面を裂く。
爆風に煽られ、瓦礫の陰にいた生徒たちは反射的に身を伏せた。
視界の奥、巨影がぶつかるたび世界が軋むようだった。
拳が空を切るたびに、光と闇が交錯する。
AFOの黒い風が螺旋を描き、オールマイトの拳がそれを打ち砕く。
その衝撃の中心で死柄木の腕に抱かれたが、微かに指を動かした。
「ん…」
ゆっくりと目が開く。
ぼやけた視界の中、眩しい金色が揺れている。
何かが弾けたように、心臓が脈打っている。
(俊、典さん…?)
オ「くんを取り返す!そして貴様を今度こそ刑務所にぶち込む!」
AFOとオールマイトの戦いが始まった。
A「ここは逃げろ弔、を連れて。個性強制発動、さあ行け」
空間が歪み、黒い大きなワープが現れた。
死「先生は…」
A「常に考えろ弔、君はまだまだ成長できるんだ」
コ「行こう死柄木、オールマイトを止めてくれてる間によ」
「っく…!!!」
は力を振り絞り、死柄木の手から抜け出した。
死「おいおい起きてたのかよお姫様…」
その声に、狂気と執着が混じる。
体は焼けるように熱く、足が震える。
それでも、は一歩も引かなかった
死「辛いんだろ?もう息上がってるぜ。また前みたいに楽しいことしようぜ。きっと今度はもっと、楽しい」
オ「!!!くん!!大丈夫か!」
オールマイトが助けに来てくれようとするけれど、AFOが邪魔をして手が出せない。
も薬の効果でそんなに闘えそうもない。
「い…や、だ」
死「はぁ…強情だなほんと」
オールマイトがの名を呼ぶ。
だがAFOの黒い影が立ちふさがり、助けの手は届かない。