第23章 取り戻した光、残る傷跡
少し離れた瓦礫の影に、6つの気配。
爆豪、轟、緑谷、切島、八百万、飯田。
彼らは救出のため現場に足を運んでいた。
壁の隙間から、その光景を目にしてしまった。
轟(っ…、な、何が起きた?は無事なのか…!)
爆(っ…やべえ、!!)
切(一瞬で全部かき消された…っ先生……!)
緑(っ…ちゃん……!!)
逃げなくては、わかっている。
なのに恐怖で体が動かない。
空気が、震えている。
何かが圧している。
音ではない、風でもない。
存在そのものが、周囲を支配しているような感覚。
ただそこにいるだけで、肺が圧迫されるような圧力。
一体、なんなんだあれは。
そこに、水のような音と共にヴィラン連合のメンバーがやってきた。
ト「なんかくっせぇ!!!」「いい匂い」
トガ「なんなんですかこれは」
死「先生…」
A「また失敗したね弔。でも決してめげてはいけないよ。またやり直せばいい。もまだ手中にある。いくらでもやり直せ、そのために僕がいるんだよ。すべては君のためにある」
緑(なんのためにここに来た…!目の前に居るんだぞ…!!僕らにはまだ気づいてないはずだ。ここからちゃんのとこまで6.7メートルくらいか?それなら1秒未満で届く…その後逃げ切れるのか…?ちゃんを抱えて?どこへ?)
緑谷はなんとか思考をフル回転させ脱出の糸口を探していた。
爆(ここで…ここで動かねぇと、俺は)
轟(を助ける…絶対に…)
今にも1歩出しそうな3人を飯田は止めた。
飯田と八百万の頭の中は同じだった。
どうすれば、ここから…。
A「やはり…来てるな」
「「「「!!!!!」」」」
A「弔、を」
AFOは死柄木にを渡した。
そこに現れたのは大きな希望、平和の象徴オールマイト。
オ「全てを返してもらうぞ!オールフォーワン!!」
空気が一瞬で張り詰めた。