第23章 取り戻した光、残る傷跡
緑「八百万さん……、発信機の信号を受信できるデバイス……造れないのかな?」
八「っ…出来ないことは……ありません………が……。少し考えさせてください」
芦「えっと…要するに、ヤオモモから発信機のやつもらってそれ辿って自分らで先生の救出に行くってこと?」
轟「あぁ。俺と爆豪は、行く」
切「俺も、行く」
飯「ふざけるのも大概にしたまえ!」
障「切島の何もできなかった悔しさも、轟の眼前で奪われた悔しさもわかる。俺だって悔しい。だが…これは感情で動いていい話じゃない」
意見は真っ二つに別れた。
蛙「冷静になりましょう。どれほど正当な感情であろうと、また戦闘を行うと言うのなら、ルールを破るというのなら、その行為はヴィランのそれと同じなのよ」
結局話は纏まらず、その場は解散。
だが、爆豪、轟、切島の決意は固かった。
切「今日の夜、3人で病院前で待ってる。…来てくれ」
皆が去った後に怪我をしている緑谷と八百万にそう伝えた。
そしてついに来た作戦の日の夜。
爆豪、轟、緑谷、切島、そして八百万と飯田が病院前に集う。
飯「なぜよりによって君たちが!!俺の私的暴走をとがめてくれた…なんで俺と同じ過ちを犯そうとしている…。君らの行動の責任は誰が取るのか…わかっているのか!?」
緑「飯田くん違うんだよ!」
飯田は緑谷を殴った。
飯「俺だって悔しいさ!さんが心配さ!!当然だ!!…君たちが暴走したあげく取り返しのつかない事態になったら…僕の心配はどうでもいいっていうのか!」
轟「俺たちだって正面切ってカチ込む気なんざねぇよ」
爆「戦闘なしで助け出す」
切「要は隠密活動。…それがルールにギリ触れねぇ戦い方だろ」
八「信頼しています…が、万が一を考えストッパーとなれるよう同行するつもりで参りました」
飯「…ならば俺も連れていけ」
生徒たちは6人はで、の救出へ向かうことになった。