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【ヒロアカ】愛と癒しの代償【R18】

第20章 奪われた手、攫われた光


芦「みんなー!連れてきたよー!」
葉「女子会in露天風呂だー!♡」

八「あら先生!よく相澤先生が許してくれましたわね」

芦「ふふ、相澤先生ねー、先生とお風呂入っていいか聞いたら顔が赤くなってたよ!!」

蛙「相澤先生も、わかりやすいわね」

JKたちは今日も恋バナで大盛り上がり。
は、ただ微笑みながらも内心では(若いってすごいなぁ…)と少しだけ圧倒されていた。

盛り上がってる女子たちの横で着々と衣類を脱ぐ。

耳「うわ先生………」
麗「えっちや……」

「あんまり見られると恥ずかしいよ…」

バスタオルに身を包み、露天風呂へ。
湯けむりがふわりと肌を包み込む。

芦「気持ちいいね〜!」
耳「温泉あるなんて最高だわ!」

温泉に浸かって一息ついていると突然葉隠に話を振られた。

葉「ねぇ実際さ!相澤先生とどーなんですか!?」

「えっ!?」

耳「うわそれウチも思ってた」
蛙「私もよ、気になるわ」
芦「ねぇどうなの?好きなの???」

「い、いや…消太さんとは別にそんなんじゃ…」

麗「そのネックレスはどうしたんですか?誰かからの贈り物?」

「あ、これは……消太さんが…御守りとして…」

あの日のあの体温が蘇る。
その表情を見た女子はニヤニヤと盛り上がる。

葉「きゃーーー♡やっぱりそういう感じなんじゃん♡」
芦「教師と教師、禁断の恋愛ってやつー!?♡」
耳「でも爆豪とか轟も愛剥き出しで凄いよね、先生実際どうなんですか?」

「違う違う!これは、万が一の時のための発信機みたいな。深い意味はないよ。…勝己とか焦凍は、……うーん、きっと2人は幼い頃から私くらいしか話せる女の子が居なくてそれであぁなったんだと思う。これから出会いもたくさんあるし、そしたらきっと同い年くらいの好きな子ができるよ。私はただ…近くで見守ってあげたいだけ」

葉「ふーん……。で、先生はどうなの?」

「私?私は…」

ふと脳裏に、夜風とともに浮かんだ男の影。
不意に、胸がきゅっと締めつけられる。

「特に、なにもないよ」

笑って誤魔化した声は、湯気に溶けて小さく消えていった。
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