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【ヒロアカ】愛と癒しの代償【R18】

第20章 奪われた手、攫われた光


2人が戻ると、マンダレイが夕食の下準備をしていた。
は気を取り直して台所へ向かい、手際よく夕食作りにとりかかった。
野菜を刻む音、香ばしい匂いが漂い始める。

マ「すごいわね、ちゃん。まるでお嫁さんみたい!ねぇ?」

隣にいた相澤に目配せをする。

相「…仕事が丁寧だ。手際もいい」

ピ「ふふっ、それだけ?顔、赤いわよ〜!」

困ったように視線を逸らす相澤。
その横顔を、は知らずに微笑んで見つめていた。

大量の生徒たちの夕食が完成した。
そろそろ生徒たちが帰ってきそうな時間だ。

マンダレイ、ピクシーボブ、相澤、洸太くんと共に外へ出て待機する。

ピ「あっ!やーっと来たにゃん!」
マ「ずいぶん遅かったねえ」

森の奥からボロボロになった生徒たちが帰ってきた。

芦「もーむり…」
切「腹減ったぁ…死ぬ」

ピ「正直もっとかかると思ってた!いいよ、君ら、特にそこ4人!……3年後が楽しみ!!」

飯田、轟、緑谷、爆豪を指さして言った。

緑「ず、ずっと気になってたんですが、その子はどなたのお子さんですか?」

と手を繋いでいる洸太を見て緑谷が問う。

爆「誰の許可取って手ェ繋いでんだ!?今すぐ離せ!」

それを聞いた洸太はさらに強くの手を握った。
爆豪のコメカミに怒りマークが量産される。

「信乃さんのいとこの子供の、洸太くん!」
マ「ほら挨拶しな、1週間一緒に過ごすんだから」

緑「ぼく、雄英高校の緑谷。よろしくね!」

洸「ヒーローになりたいなんて連中とつるむ気はねぇよ。行こうぜ」

「あ、ちょっと洸太くん!」

洸太はぎゅっとの手を握り、離さない。
その姿を見た爆豪のコメカミがピクピクと動く。

爆「だから誰の許可取って手ェ繋いでんだコラァ!」
轟「お前に似てるな」
爆「似てねぇわ!」

相「茶番はいい。荷物を下ろせ。部屋に運んだら夕食だ。ちなみにだが…、夕食はの手作りだ」

その瞬間、空気が爆発した。

峰「うぉおおお女神の手料理!?実質結婚だろ!!」

爆(の…手料理……)

頬がかすかに赤く染まり——次の瞬間、叫ぶ。

爆「誰も食うな!俺だけ食う!」

轟「……楽しみだ」
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