第18章 英雄の物語、嵐の前の静寂 ※微
「俊典さん!」
オールマイトは振り返る。
オ「っ……、君は本当に美しいね…。直視するのも照れてしまうよ…」
「みんなの所へ行くんですよね!?私も連れてってください!」
オ「だ、だが、危険かもしれな…」
「誰か怪我していたらって…、心配で仕方ないんです。お願いします…」
一瞬の沈黙のあと、オールマイトは優しく頷き次の瞬間、を軽々と抱き上げ、空高く舞い上がった。
今、誰かを救うためにタワーの上へ。
------見えた。
緑谷が血を流しながら叫んでいる。
「出久!」
オ「こういう時こそ笑え!緑谷少年!」
オールマイトはを優しくそっと屋上へおろし、ヴィランが乗っているヘリコプターめがけ飛んでいった。
オ「親友を返してもらうぞ!ヴィランよ!!」
攫われた博士を一瞬で取り返し戻ってきた。
目の前で戦うナンバーワンヒーロー、憧れのヒーローから目が離せない。
怪我をしているデヴィッドに手をかざし、治癒を施す。
ほんわりと柔らかなあたたかい光が包み、傷口は塞がっていった。
だがヴィランは博士の開発した薬を使用し個性を活性化させた。
バカでかい化け物とオールマイトの戦い。
活動限界を越えそうな時、爆発音と氷壁が現れた。
「勝己!焦凍!!」
そして後ろから飯田、上鳴、峰田、八百万、耳郎、麗日が現れた。
「みんな!!」
だが個性が増強されたヴィランは思った以上に強く、全員で立ち向かわ無ければならないほどだった。
治癒してあげたいのに、そんな暇を与えてくれない。