第17章 表情に宿る想い、全国規模の騒ぎ
ガラガラっとドアを開ける。
「せんせぇぇぇぇぇ!!!」
「おいコラァァァ!!」
「あれ本当に先生!?」
「超キレイでした!!」
嵐のような歓声と質問が押し寄せ、は思わず後ずさる。
その瞬間。
相「騒ぐのはホームルームが終わってからにしろ」
低い声に教室が一瞬で静まる。
「「「……はいっ!!」」」
生徒たちの返事が重なり、やっと落ち着きを取り戻した教室。
その空気の中ではふっと笑い、黒板にチョークを走らせる。
ホームルームが終わった瞬間、再び、教室が爆発した。
そんな中、ガタッと勢いよく机が鳴った。
人混みをかき分け、爆豪が前に出てくる。
爆「おいコラ!!誰に許可取ってあんなもん世に出したんだァ!?」
一瞬、教室の空気がピタリと止まる。
「勝己…、許可って…別にそんな」
爆「ダメに決まってんだろが!!世間に見せる顔じゃねぇ!!」
顔を真っ赤にして怒鳴る爆豪に、教室が一斉にざわつく。
上「おぉ〜爆豪!ヤキモチかぁ〜!?まーわかるけどな。あれは反則級だろまじでっ!!」
葉「ヤキモチなんて爆豪かわい〜〜!!」
切「たっ、確かにあれはインパクトあったな!」
峰「俺は賛成だぞぉぉぉおおお!もっと世に出してくれぇぇ!!なんならもっと露出高くてもいいぜぇぇええ!!」
飯「峰田くん落ち着きたまえぇぇ!!!」
轟はそんな喧騒の中、静かにを見つめていた。
轟「…似合ってた。すごく綺麗だった」
芦「さすがイケメン!ストレートッ!!」
その穏やかな言葉に、の胸が少しだけ熱くなる。
緑谷も頬を赤くしながら、
緑「ぼ、僕も…とっても素敵でした…!」
騒がしい教室の中、相澤は腕を組んで溜息をつきながら、それでもどこか優しい目でを見ていた。
相(……まったく)