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すき…キス…ミルフィーユ~秘書は代表と絶賛同居中!~

第21章 好きを形に…


「このまま、ここで寝てろ。」
「…でも…」
「心配するな。こっちには入らせねぇから」

そう伝えて住吉は服を纏う。その間にも電話が鳴ってくる。

「なんなの、お前!」
『だって!代表が切るからですよ!』
「俺休みなの」
『知ってます!』
「…で…なんで?」
『ストックがないんです!』

その一言を聞いて住吉は愕然とした。ピッと再度通話を切ればぽいっとベッドに放り投げる。その様子を見た凜桜は小さく笑った…

「ねぇ…」
「ん?何?」
「服、借りてもいい…?」
「あぁ」

そう短く返事をした住吉。クローゼットから適当なものを取り出せば手渡した。

「…へへ」
「何」
「んーん、なんでもない…」

嬉しそうに笑う凜桜に小さく笑みを渡せばパタンと扉を閉めて住吉は玄関へ向かっていく。

「…ーーー!」

その扉の向こうでは琥太郎と住吉が何か話している。その声を聞きながらも凜桜は出ていく場ではないと感じていた。

「…で、それ撮ってんだろ?」
「はい!!」
「ハァ…」
「で、代表の起きたての寝室入っていいっすか?!」
「無理!」
「なんでですか!」
「人がいる」
「え、誰ですか?!」
「ちょ、無理、本当…だから…!」
「じゃぁ、今日の分の撮影は?!」
「急すぎるんだって!お前は…」
「じゃぁ、海行きましょう!」
「どうしたらその思考になるんだよ!」

そう言われながらも上着を着てそのまま琥太郎に連行されていく住吉だった。部屋に一人になる凜桜…ひどく静かに感じるものの、不思議と不安はなかった。
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