すき…キス…ミルフィーユ~秘書は代表と絶賛同居中!~
第17章 崩れる思い
「結論、一人って事ね?」
「がんばれー」
諒の心のほぼこもっていない『頑張れ』に凜桜は小さく笑うしか他無かった。
「…どうかした?」
「代表って明日どこですか?」
「明日?琥太郎の店のイベントに参加予定だけど?」
「…ですよね…」
「何」
「私一人でオフィス使い放題だぁ!!!って思っただけです」
「は?」
「諒君は大阪、千紘君は名古屋、代表は琥太郎君と一緒に代官山。私ここでやりたい放題」
「仕事しろな?」
「……わかってますよー」
「気のない返事」
「音楽でも聴きながらやろうかなぁ」
「おい、そういうのは俺の居ないところで言うんだよ。」
「クスクス…楽しみー」
「寂しそうだな」
「そうでも無いですよ?」
そう答えながらも凜桜はやることでいっぱいだった。
その日の夜…
「なぁ。凜桜」
「なんでしょう?」
「明日、一緒に行くか?」
「家、今日聞いた文化祭の件まとめて、必要そうなところ調べて置くんで大丈夫です。」
「そう?」
「はい。それよりも…」
「ん?」
「小宮さん大丈夫でしょうか…」
「大丈夫なんじゃね?薬もあるっていうし」
「そっか…」
「心配?」
「まぁ、」
「そっか」
「…住吉さん的にはまぁ、それなりにって感じっぽそうですけど?」
「まぁね?」
「…これ、もし私だったら困りますか?」
「…ん?」
話したあとでハッ…と凜桜は思い返す。
「…今のなしでお願いします。
「無理だって。何?」
「や、すみません…本っと気にしないでください…」
「無理だろって、おい!」