第29章 川品中央総合病院
安室「まだ警察学校に入る前、学生の頃から、何度告白しても全く相手にされずに、振られっぱなしだった様だがな…」
椛「えっ?
そうだったんだ…
叶わぬ恋ね…
ますます青春っぽいね…」
先日、『お墓参りの時に4人の事を話したい』
とは言っていたが、本当にもう隠す気は無いようで、どんどん椛の知らない情報が出てくる。
けど、今の言葉は流石に過去の恋愛をバラしたと松田が知ったら…
椛(『おいゼロ!!
余計な事言うんじゃね〜!!』
とか。
天国からツッコミが入りそうだな…w)
ふと彼女は思う。
椛「所で、それのどこが自慢なの??」
そのまま恋バナに探りを入れたい所だったが、先程から一番気になっている事を話が外れ切る前に、先に投げかける。
安室「『松田と張り合えるぐらいの爆弾解体技術持ってる女性が、僕の恋人なんだぞ!
良いだろぉ〜!』
っていう自慢だよ♪」
椛「……
はい?」
全く訳が分からない、という表情を浮かべる椛。
椛「それのどこが自慢なの?
松田君の方こそ、爆犯のエースだったんでしょ?」
安室「まぁ〜、それはそうだが…
ちょっとした男心さ!」
安室の言葉を聞き、残念ながら男心は分からないため、理解する事を諦めたのか、それ以上追求する事をやめた。