第29章 川品中央総合病院
椛(若くして殉職って、
『それなりの内容なんだろうな』
と覚悟はしていたけど…
実際話に聞くのとでは全然違うな…)
それぞれが様々な思いと覚悟を持って、命を燃やして来たのだと思うと、
腹の底から何かが湧き上がる様な…
胸が押し潰されそうな感覚がした。
椛(『これからも側にいてほしい』
と4人にも、そして零からも言われたけど…
私自身もそれを望んだけど…
それなりの覚悟はしていた腹積りだけど…
彼らの思いを引き継いで行くにはまだ、私自身力不足感が否めないよな…)
そんな事を思っていると、車が停車する。
お寺の駐車場に着くと、再び荷物を持って車を降りる。
先ほど同様、場所はしっかり把握している様で、彼に着いていくと真っ直ぐと目当ての場所にたどり着く。
本日2回目の墓石の掃除をして、花を供えてお線香に火をつける。
手を合わせて、目を閉じると先ほど同様、夢枕で会った松田の顔が脳裏に浮かぶ。
椛(あの時はお礼が言えなかったけど、真っ先に言葉をかけてくれてありがとう。
爆犯のエースにお褒め頂き光栄です。
けど…
松田君と違って、爆弾の解体が好きなわけでは無いので、本当は出来れば爆弾の処理は今後あまりしたくないのです。
その状況が目の前に来てしまったら、しょうがないけど…
その時は松田君、生き返って爆弾の解体変わってくれないかな…
あと、1番ガラが悪そうだなんて言ってごめんね。
顔はとってもイケメンだよ!
うんうん!!
万人イケメン系!!)