第29章 川品中央総合病院
安室「当時、ヒロの話を聞いて、僕たち4人ともヒロのその想い人がどういう人なのは気にしてたけど…
一番気にしていたのは萩原だったからな。
まぁ~、
あいつは基本が女好きだったし、その要素が強いせいもあっただろうが…
どんな女性か、ちゃんと説明したよ。」
椛「えっ?
何それ?
余計になんて説明したのか、気になるんですけど…」
安室「ん~
『ヒロの言っていた通りの人だった』と報告したよ。
それプラスα色々あった事も。」
椛「ヒロ君の説明…
それにプラスαって…」
安室の言葉に眉間に皺を寄せて、怪訝な顔を安室に向けている。
そんな様子が面白かったのか…
安室「はははっ!
そんな疑わないくても、変な事は言ってないよ。
椛さんは?
何を話したんです?」
椛「…『安室さんが安全運転してくれます様に』
ってお願いしました。」
安室「えっ??
僕はいつも安全運転でしょう?
普段は…」
椛「あはははっw
最後に『普段は』って付けるって事は、自覚ありと認定します!」
2人は顔を合わせて笑い合う。
2人以外誰もいないとはいえ、背景と2人の様子が合っていない。
笑いが落ち着くと声をかけたのは彼の方。