第29章 川品中央総合病院
椛「鴨しゃぶか、鴨すきかどちらにするか迷っています…
どっちも捨てがたい…
けど…
鴨そばも好きなんですよね…」
『むむむっ』といった表情で、メニューと向き合う彼女の姿に、愛しい思いと同時に思わず笑いが込み上げる。
安室「あはは!
そうしたら、両方頼んで一緒に頂きましょう!
僕も、そのどちらかが良いなと思っていたので♪」
椛「なんと!
流石、安室さん…
優しいですね…」
安室「はははっ!
そんな、大げさですよw」
メニューが決まった所で、店員さんを呼んで注文を済ませる。
安室「それにしても、鴨料理がそんなに好きだなんて知りませんでしたよ。」
椛「捌きたての鴨が好きなんですよ…
お肉の味が濃くて、美味しいじゃないですか…
鴨って…♪」
いつも以上に熱く語る彼女の様子から、よっぽど好きなのだと伝わってくる。
椛「本当は自分でも、最初の羽根むしる所から捌いてみたいのですが、まだそこまではたどり着けてないので…
あっ!!
何でも出来る安室さん!
もしかして鴨、捌けますか?」
安室「あははははは!
流石に鴨は捌いたこと無いですよ。
けど、そう言われると…
興味ありますね。
椛さんがそんなに鴨が好きなら、免許取ってみようかな♪」
椛「えっ!?いいな!
安室さん取るなら、私もその時一緒に取ります!」