第25章 コンフィデンシャルのその先に
洗濯物を干し終わると再びソファーに戻り、フルーツを食べながら仕事を進める。
5分程するとオートロックのインターホンが鳴った。
解錠ボタンを押すと、玄関に向かい、カギを開け扉を開く。
椛「お疲れ様~♪」
降谷「あぁ、ありがとう♪
体の調子はどうだい?」
降谷は出迎えにきた椛を抱きしめようとするが、目を見開き、自身を上から下までマジマジと見ている彼女に気づき、手を止める。
降谷「どうかしたかい?」
椛「仕事スーツ姿、初めて見た。」
玄関扉を閉めても尚、降谷の姿を凝視し続けつついた。
降谷「あぁ、まぁ、そうだよな。
今日は警察庁から直接来たからな。
…そんなに驚くような事か?」
降谷が尋ねても、何も声を発さずに引き続き見続ける彼女に更にクエッションマークが浮かぶ。
降谷「椛??」
再び声をかけてみると…
椛「シルバーグレーのスーツ、似合いすぎでしょ。
かっこよ…」
彼女の発言に、一瞬キョトンとした表情をするが…
降谷「ははッ!!
それはそれは、気に入ってもらえて良かったよ♪」
そう言って至極嬉しそうに微笑むと、軽く抱き寄せて、頬を寄せてスリスリしてくる。
そのまま耳にキスをして、額を合わせられる。
降谷「まだ少し熱いな…
40度近くまで上がっていたんだろ?
体調は??
今はどんな感じなんだ?」
少し背伸びをしたら唇が触れそうな距離で問われ、椛は違う意味で顔に熱が集まるのを感じた。