第25章 コンフィデンシャルのその先に
「ピピピピッ。ピピピピッ。」
アラームの音で目が覚める。
椛(またしっかり爆睡したな~。)
ベットに寝転んだまま腕を伸ばし、アラームを止めると、サイドテーブルに置きっぱなしの体温計に手を伸ばす。
体温を計りながら、スマホをチェックする。
どうやら彼は17時半前ぐらいに着くようだ。
起きたことをメールで報告すると、乾いた喉を潤した。
挟んでいた体温計が鳴る。
表示されている体温は37.5分。
昨日の今日の割には中々いい感じだ。
ただやはりまだ熱があるため、寝ると寝汗がしっかり出る。
ベタベタする体をまた洗い流したくて、再びシャワーを浴びに行った。
しかし、流石にこれだけ何回も着替えていると、寝巻のストックが無くなってくる。
部屋着に着替えて洗濯機を回した。
すると程よくお腹が空いてきた気がした。
椛(発熱のピークはもう過ぎたって事かな。
これ以上はもう熱は続かなそうな気がする…)
お米を研いで土鍋にセットする。
またフルーツをカットして、ソファーで食べようと席に着いた。
椛(急ぎの連絡だけは返してたけど…
2日間何も仕事してないからなぁ…
流石に仕事関連チェックしたいな~。)
スマホと手帳を開き、カットしたフルーツを食べながら優先順位が高いものからこなしていく。
暫くすると、洗濯が終わった音がした。
部屋干し用の部屋に洗濯物を干し、除湿器を付ける。
浴室乾燥も付いてる家だが、こちらの方が沢山干せるし、何より乾くのが早い。
まだ熱が多少残っている為、怠さはあるが…
仕事をしながら家事をしていると、日常が戻ってきた感じがして、なんだか少し心はウキウキしてきた。