第25章 コンフィデンシャルのその先に
降谷「まぁ、それはそうだがそもそも今回の事は、犯人とやりやった後の話だろう?
それ以前に今まで何個、爆弾解体してきたんだよ…
爆犯からスカウトの話が来たんだって?
まぁ、確かに彼らの気持ちも分からなくもないが…」
椛 「それは黒田さんが断ってくれたって言ってた。」
降谷(…
そういう事じゃないんだよな…)
何でもない様な受け答えをする彼女。
本人は爆犯には興味が無いので、当然と言えば当然の反応だろうが…
降谷「それに射撃の腕前も。
管理官から聞いたよ。
直接指導受けたと言っても、拳銃初めて握ってから数ヶ月なんだろう?
上達早すぎだろ…
どれだけ根詰めてやったんだよ…」
最後の方は感心と若干呆れ気味というか…
色々な感情が入り混じった様な表情をしていた。
椛 「射撃は『何か身を守る術を学びたい』って黒田さんに伝えたら、そういう流れになったの。
私もまだ死にたく無いし…
それに実際やってみたら、語弊があるかも知れないけど…
凄い楽しかったし、向いてたみたい…。
…今までの安室さんの話をまとめると、結果オーライという事よね?
私、今日、安室さんが『大切な話』があるって言うから…
黒田さんからは続投オッケーもらってたけど…
安室さんから却下、クビ切られる話かと思ってました〜w」
自分が想像していた話と異なっていた為、やっと安心したのか、そう言って緊張が解けた様に『ヘラっ』と力なく笑った。
その話と、彼女の様子を見て目を見開く降谷。
降谷「椛さんって…
あまり自分の事、評価してないんだな…」
椛 「??」
降谷「いや、大切な話はここからだ。」
椛 「えっ?まだあるの?」