第41章 親友との縁故
椛「…昨日、コナン君が組織の人間を見たって言ってたけど、安室さんはその中に居なかったんだよね?
どうして急に、今日来たの?
今日の仕事は?
大丈夫なの?」
今なら答えてくれる気がして、今朝突然来た理由を聞いてみる。
沖矢は
『心配で来ただけだろう』
と言っていたが、睡眠時間を削ってまで無理して来たという事は、きっとそれなりの理由があるのではないかと思う。
安室「………昨日、椛も組織の奴らを見たのか?」
椛「私は車が通りすぎるのを見ただけで、乗っていた人物の顔は見て無いわ。
顔を確認したのはコナン君。
コナン君は、乗っていたのは組織の人間3人だった、と言ってたけど…」
安室「…本当に困った坊やだな…」
椛「……」
安室「…昨日の件に俺は関わっていない。
関わっていたのは確かにコードネームクラスの3人。
彼が見たのはその3人だろう。」
今まで椛から組織の件を聞くことはほぼ無いし、彼に尋ねることもあまりなかった。
それは、聞かれたくないと思っていたからだ。
椛(今日は思いのほか、教えてくれるんだな…)
そんなことを思いながら、彼の話に耳を傾ける。
椛「零は?
昨日は組織の方で動いてたの?」
安室「組織からの指令で、別件で動いていたんだ。
その中で、椛達がいる傍に、別のメンバーが指令で行ってると耳にしたんだ。」