第41章 親友との縁故
視線を上に向けると、不自然すぎる程、爽やかすぎる笑みを浮かべた安室の表情があった。
椛(ワザとか…
それに…
何かに怒ってる…?)
椛「おはようございます、安室さん…
来るなら来るで、連絡してくれればよかったのに…」
安室「椛さんのビックリした表情が見たかったんですよ♪」
椛「予定外の一泊するとは連絡したけど、ホテルの場所まで教えたつもりなかったんですが…
どうやって知ったんです?」
博士「あぁ、椛君、ワシじゃよ!
ワシが連絡したんだ!
昨日夜中に、安室君から連絡があってな。
椛君はもう寝てる時間だろうから、宿泊先を教えて欲しいと。
明日、それなら迎えに行くからと。」
椛「そうでしたか…」
安室「ビックリしました?」
椛「ビックリしましたよ…」
彼女の表情を見ると、満足そうな表情を浮かべる安室。
そして屈めていた体を戻して、しっかりと背筋を伸ばすと、篤たちに向き直る。
安室「初めまして。
安室透です。
朝食の最中に押しかけてしまって、すみません。」
加奈「いえ、全然大丈夫ですよ!
初めまして、私は加奈です♪
そして隣に座っているのが敦子。」
敦子「は、初めまして♪」
加奈「あと、こっちが雄二で、向かいが篤です!」
サクサク友人を紹介する加奈。
その表情が、ほんのり頬が赤い様な気がするのは、気のせいではないだろう。