第41章 親友との縁故
椛(こんなにゆっくり、朝から温泉に浸かれるなんて最高だな…
クレー射撃来てよかった…
また来たいな…
温泉も…)
本命はクレー射撃から、温泉にすり替わってしまいそうだが…
椛(零も来たがってたしな…
きっとあの感じだと、
スナイパーはヒロ君とか言ってたけど…
やっぱり、ライフル系も普通に扱えるんだろうな…
当然か…
零って苦手な事とか、出来ない事あるのだろうか…)
ふと気が緩むと、頭に浮かんでくるのはやはり彼の顔…
椛(思い出すとやっぱり、顔が見たいな…)
朝風呂はあまり浸かると、脱水気味になるので汗を本格的にかき始める前に、露天風呂から上がる。
椛(温泉に一緒に行こうと話してたけど…
その約束を果たせるのは、いつになるのかな。
どんなに先でも良いから…
いつか一緒に行けます様に…)
着替えて化粧を済ませて、荷物を置くために部屋に戻ると、まだ敦子は気持ちよさそうに寝ていた。
きっと昨晩、夜遅くまで卓球が白熱していたのだろう。
朝食の時間までどうやら、ギリギリまて寝ていそうな雰囲気だ。
椛(最悪、10分前ぐらいに起こせばいっか…)
ポットにお湯を沸かしてお茶を入れると、朝食までの短い時間に仕事をしようと、手帳とスマホを手に取る。
窓際のソファへ移動して、そのまま敦子を起こすまでの時間、朝の穏やかな空気と共に手を進めていった。