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【呪術廻戦】新世紀の『I LOVE YOU』

第24章 逢瀬








「オマエなりの優しさってやつ?」
「どこまでわかって言っているんだか……」
「全部私の憶測。でも、アイツの強さを知っているからこそ、あえて推薦しなかったって思うとしっくりくる。諸刃の剣だろ、アイツの呪言は。自分を殺すことだってできんだから」
「本当、ってそういうことに関しては頭の回転が速いよね」
「まあな」

初めこそなんで狗巻棘は昇級させないんだろうと疑問だったけど、身を案じているとしたらすごく納得できる。
これ以上等級を上げたら、きっと狗巻棘の命に関わるからな。

もう一つ疑問があるとすれば。
5人も推薦したと言うこと。
しかもその中に野薔薇と禪院真希がいると言うのも疑問。
言っちゃ悪いが、禪院真希に関しては身体能力こそ高いが、一級の呪霊を祓う事ができるかと問われれば即答で「はい」とは答えられない。
野薔薇も同じだ。
八十八橋で特級相当を撃破したとはいえ、あれは運がよかったとしか言えない。
単独で対峙した時、野薔薇にあの時の力が発揮できるとは思えない。
だからこそ疑問だった。
なぜ、野薔薇や禪院真希も推薦したのか。
なぜ、京都校の奴らは推薦しなかったのか。

これも私の憶測だが。
高専に内通者がいると言うのは確実で、その内通者を炙りだし、上層部の動きを見るためなんじゃないだろうか。
だとしても、その為に生徒の命を危険に晒す必要があるのかどうかという疑問も生まれてくる。
考えても納得のいく答えは見つからない。
憶測だから仕方ないけれど。





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