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【呪術廻戦】新世紀の『I LOVE YOU』

第24章 逢瀬








「なにしてんだ?」
「……いや、何も。ごめんね、行こうか」

声を掛けるとなんでもないと言って笑う。
その笑顔があまりにも嘘くさかったけど、言及をしようとは思わなった。
悟の考えていることが少しでも知りたいって思うけど、知りすぎてもよくないことってあるよなって思ったから。
空になったポップコーンと飲み物をゴミ箱に捨てて、私と悟は近くの喫茶店の中に入っていった。

「いや~、面白かったね。僕ホームズをちゃんと見たの初めてかもしれない」
「まじかよ。いろんなコンテンツで扱われるくらい有名なのに。舞台にもなってるし映画だってたくさんあるしドラマだって何度も放送されてるよ。ゲームにだってなってるし、その都度話が違ったり展開が違ったりするからおもしろいよ」
「へぇ。じゃあ今度一緒に観る時は、のおすすめのもの観ようかな」

喫茶店でケーキとコーヒーを飲みながら映画の話しに花を咲かせる。
ホームズ作品はどれも好きだけど、やっぱり私は「最後の事件」が一番好き。
ホームズとモリアーティ教授の激闘は手に汗握ったし、何よりホームズも一緒に死ぬとは思わなかったから、あの時の衝撃は忘れられない。

「意外と私、犯罪者と追う側が絆で結ばれてるの好きなんだよね」
「へぇ……」
「ハンニバルのさ、ハンニバルとウィルの関係性も意外と好きだったし。怖かったけど。ユナボマーも好きだった。実話系って言うのがまたぐっと来ちゃって」
「ってテレビっ子だったっけ?」
「虎杖を匿ってた時にアホみたいに映画とかドラマとか観たからそのせい」
「あー、あの時にね」

あんまりテレビは見ない人間だったけど、虎杖と映画を観る様になってからは、テレビを観るようになった。
怖いのは絶対一人じゃ観ないけど。





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