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【呪術廻戦】新世紀の『I LOVE YOU』

第14章 明日







「夏油の術式は少々やっかいでね。彼女自身が何かの拍子に術式を理解したら、終わりだと思った方がいい」

夏油の言葉に俺は首を傾げる。
術式を理解するって、どういうこと。
夏油の妹は自分の術式をわかっていないのか。

「無意識に使っているんだよ。彼女の術式は……というより呪力が他の術師とは少し違っていてね。それを理解し自分のものにしたら、その実力は五条悟と同等だよ」
「ふぅん」
「これから私は吉野順平の家に行って、宿儺の指を置いてくるから。その後は真人、君の仕事だよ」
「わかっているよ」

夏油にとっては、夏油の妹が吉野順平と接触したのは計算外だって言っていたけど、俺にはむしろ好都合。
虎杖悠仁に宿儺優位の"縛り"を科すことができる。
その材料に夏油の妹を利用させてもらうよ。

殺しはしない。
妹を殺すなって言われているし。
大怪我はさせるかもしれないけど。
それで宿儺がこっち側に来てくれるなら、大怪我くらい安いもんだろう。

頭の中で今後の動きをシミュレーションすれば、自然と頬が緩んだ。

「真人」
「なに、夏油」
「いつまで君は裸なんだい?」

呆れたような口調の夏油。
服が見つからない俺はずっとウロウロ歩き回っていただけなんだけどな。

「そう言うなら一緒に服を捜すか、服をくれてもいいと思わない?」

肩を竦め、俺はまた服を捜す旅に出る。
結局、見かねた夏油が俺のために服を調達しに行ってくれた。




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