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【呪術廻戦】新世紀の『I LOVE YOU』

第14章 明日







――七海建人side――




虎杖君とともに映画館に行ったはいいものの、私の思う数倍は面倒なものだと認識させられた。
私達の前に現れた呪霊は、呪霊ではなく改造された人間。
そう、電話口で家入さんが言っていた。

映画館で死亡していた3人の被害者と同じで、呪術で体の形を無理矢理変えらていると言っていたが、それなら初めから気づくことができる。
しかし、私達が戦った2人には呪霊のように呪力が漲っていた。
その理由は流石の家入さんも分からないらしく、犯人に直接聞くしか手立てはない。

家入さんとの通話を切り、深く息を吐いた。
と同時に、私のスマホが震えた。
電話をしてきたのは五条さんだった。

「はい」
≪あ、七海?僕だけど≫
「なんですか」
≪今からをそっちに行かせたから。任務帰りらしくてピリピリしてるけど、面倒よろしくね≫

……。
夏油さんの妹か。
あの時、北海道に言った時五条さんに彼女の事を頼まれたことを思い出す。
あまり顔を合わせたくないと思うのは、私が夏油さんに対しての負い目を感じているからだろうか。

あの時、「五条さん一人でよくないか」と己の軽率な発言が彼を追い詰め、あんなことになってしまったのなら、少なからず私にも責任がある。
あの時の私はメンタルが限界だった。
しかし、それはただの言い訳に過ぎない。

「……任務続きなら休ませたらどうですか。学生なんですから」
≪車の中で休むでしょ。それに今ヤバい状況なんでしょ。学生とはいえ準一級術師だよ、あいつ。役に立つと思うけど≫
「………わかりました。人手は多い方がいいのは確かです」

そう言って私は五条さんとの通話を切った。
じっと私の顔を見る虎杖君。
誰と電話をしていたのか気になっている様子。




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