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思いつき短編や長編の番外編など

第11章 Vivit Color@忍足侑士 ❦


「ん、ふっ」

背中を廊下の壁に預け、上を向く口元を抑える。

エプロンの胸当てを中央に寄せ、あらわにした胸の突起をちうちうと吸いながら膝立ちになった侑士は、スカートの裾から差し込んだ手でショーツのクロッチに指をかけた。

「濡れとるな」
「っごめんなさいっ」
「なして謝るんや」

だって、と羞恥でうつむいた視線の先。
侑士が身につける、シャツの裾を入れたスラックスのフロントに手を伸ばす。

「侑士さんだって、」

勃ってます、と布越しにもわかる上に向いた肉棒を掌で撫でる。

「紫雨、」

侑士が言うより先に、ファスナーを下げ、指先を潜り込ませた。
下着の前開きを指で探り、硬くなった肉棒を掴み出した。
ゆっくりと手でしごきながら、膝をつき、目の前のソレに舌を伸ばす。

「うあ」

廊下の反対側の壁に凭れた彼の足元に四つん這いになって、ゆっくりと口淫する。
舌を這わせると、ピクリ、と反応するソレを唇と舌で刺激する。

おもむろに頭を掴んだ彼の手が、ゆるゆると髪を撫でる。


交際を始め、彼と幾度か体を重ねた時。
自分から口淫を申し出ると、無理せんでええ、と言った彼。
食い下がって口に含んだまま見上げた顔は、何とも言えない複雑そうな顔だった。

事後、「嫌でしたか?」と聞くと、「そうやない。ただ、その...どこで覚えんたろ、と...思うて」と、視線を逸らした彼が可愛くて、頭を撫でたら、やめぇや、と背を向けられてしまった。

人並みの恋愛経験が無い自分に比べ、当時でも「慣れ」が垣間見えていた彼にヤキモキしながら、必死に追いつこうと背伸びしていた頃を思い出しながら、舌に感じた少し苦い露を唾液と共に吸い上げる。


「ふーっ、ぁ」

後頭部を支える大きな手が、グッと押し付けるように抱き寄せる。

「紫雨っ吸うてっ」

ビクッ、と額に当たる腹筋に力が込められるのがわかった。

「ぁ、イクッ!」

くしゃ、と額近くの生え際から髪に指先を差し込んだ手に抱き寄せられ、ジュル、と吸い付く。

「出るっ」

下腹部を押し付けるようにして頭を搔き抱かれ、離れないように、細身ながら逞しい腕を両手で掴んだ。

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