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ハイキュー 裏短編集 【R18】

第26章 木兎光太郎 大人になった僕達は


月島side



木兎さんの家まで荷物を運び込んで花澄さんの家まで帰ってくると
部屋の中にその姿が見当たらない




扉を開けて探していると
ふいに浴室の方から甘い声が聞こえてくる





『ダメっ‥‥』





「ーっ!」





勢いのままに扉を開くと




宮侑にキスをされている花澄さんの姿

片手はTシャツの中に伸ばされている



「眼鏡くんやん‥邪魔せんとってもらえる?」




「そっちこそ‥電話鳴ってますよ、監督から」




「はぁぁあ?監督っ?!くそ‥なんでこんな時に‥っ」




悔しそうに浴室から出て行くと
渋々と玄関に置いてあった携帯を手にしてベランダにでて話をし始めた





『月島くんっ!荷物運んできてくれたんだよね!ありがとうっ!』



さっきまでされていたキスの
少し乱れた吐息を隠しきれてないし



頬もほんのりと染まったままだ



この人は本当に
高校の時から


こうやって無意識に僕を煽ってくるからどうしようもない人だ



『それにしても、月島くんもさらに大きくなったよねぇ‥大人って感じだ』




呑気にふわりと微笑む姿に
加虐心がくすぐられる




「それより荷物運んだ報酬 もらえます?」




小さな身体を壁際に閉じ込めて
唇が触れそうな距離まで密着する





さっきまで男に襲われそうになってたってのに
無防備に距離を詰めてくるからこうなるんだ





『報酬‥今度お礼もお渡しするけど、今日このあと焼肉に行こうって木兎さんが‥んぅっ‥?!』




ふわりと柔らかな唇を啄むと
赤く染まっていた頬がさらに赤くなった





「報酬、花澄さんでいいですよ」




ふっと笑うと未だに自分が何をされるか理解してないように小首を傾げる


首筋に見える痕



あの頃の僕はまだまだガキで
こんな事まで踏み込めなかったけど




「もう僕だって大人になったんです‥これくらいご褒美もらっても許されますよね?」




『‥つきしまく‥んっ‥』




ずっとこうしたかった


何度もキスを繰り返すと少し苦しそうに縋り付いてくる




そうやって
僕だけを見てればいいのに





「花澄ちゃーん!」





まぁ
そううまくもいかないのが大人ってもんだよな
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