第26章 木兎光太郎 大人になった僕達は
木兎side
「ん〜行きたくないけど!我慢できなくなってきた‥‥ちょっとトイレ行ってくる!」
『はい!いってらっしゃいです』
「お酒飲むの禁止ね!」
『はいっ!』
にっこりと微笑む花澄ちゃんに念押しをして席を離れる
沢山の男がいる中
花澄ちゃんの隣をしっかりゲットして
他の男からずっと守ってきた
のに
なかなか個室のトイレが開かない
やっと中から人が出てきて
急いで用を済まし
席へ戻るとわいわいとたくさんの男に囲まれた花澄ちゃんの姿
『おかえりなさぁい‥ぼくとさん』
ふわりと微笑む頬がさっきまでとは違ってピンクに染まっている
少し呂律が回らないような甘い声
なんかめちゃくちゃに可愛いけど
「お酒のんだ?!」
『のんでないです』
「木兎さん!それが‥他の人がコップを取り違えたみたいで‥」
少し顔を赤くした日向がこそこそと教えてくれた
「なにっ‥‥それは大ピンチっ‥」
あのふにゃふにゃでふわふわで
それでいてすっげーエロ可愛い花澄ちゃんを皆に見られてしまう
てかもうめっちゃ見られてるし!!
暑くなっちゃったのか
頸や耳まで赤くなってるし
すでに目はとろんとしてるし
ジャケットを脱いでいて
白いピッタリとしたTシャツ
テーブルの上に大きなおっぱいが乗っていて
すでに周りの選手やスタッフが顔を赤くしている
『ぼくとさん‥?わたしさむくないですよ‥?』
きょとんと上目遣いで見つめてくる花澄ちゃんに
着ていたジャージを肩から羽織らせる
「いーの!着てて!それで帰ろ!!」
『えっ‥かえるんですか‥?』
「帰る!これ以上は絶対に危険!!」
「えー?花澄ちゃん帰るん?まだ俺全然喋れてへんねんけど」
ふらつく腰を支えながら立ち上がるとツムツムが前に立ち塞がった
「俺が送ります!」
ツムツムの後ろから日向が右手を上げてぴょんと跳ねる
「帰るし、俺が送る!!」
『わわっ‥‥みなさんおさきに失礼しますっ‥‥』
「ぼっくん強引!!」