第25章 主将達のクリスマス〜合宿編
おまけ
暖かな布団の中
室外機の音でふと目を覚ます
ふわふわする
それに
なんだか
腰が
身体が気怠くて
すこしだけ瞼を開くと
窓の外には白い雪
見慣れない天井
そして
目の前に迫るフクロウみたいに大きな目
『〜っ?!』
「メリークリスマス!!起きたっ?昨日の夜、俺のえっちが一番気持ち良かった?!」
「バカっ‥木兎っ‥お前声が大きいっ‥!」
「白鷺さんおはよう」
「おはよう花澄まだ寝てていいぞ?」
木兎さんの後ろから
黒尾さんや北さん
大地がひょっこりと顔を出す
『あ‥わたし‥‥っ』
まだ頭が回らなかったけど
ふと蘇る身体の熱にバッと顔が熱くなるのが分かる
「なにっ?!昨日のえっちしてる時みたいな「だから!!声が大きいっ!」
木兎さんの頭を軽くはたく黒尾さんの横には枕が二つ落ちていて
すっかりいつも通りの髪型になっていた
「思い出した?良かったら聞かせてもらえるか?誰が良かったか」
「稲荷崎の主将も意外と肉食‥!」
すっと眼前に迫るキツネみたいな綺麗な切れ長の目
白と黒の髪がさらりと揺れて
昨夜の北さんの顔が脳裏に蘇る
『っ‥』
「また赤なった‥可愛いなぁ」
ふっと顔を綻ばせる
あれ、
北さんってこんなによく笑う人だったっけ?
なんだか胸の鼓動がとくとくと早くなると
今度は大地の顔がグッと近づいてくる
「聞くまでもないよな?」
『えっ?』
「もう俺を選んだもんな」
「意義あり!今度は順番を変えて、もう一戦!」
「それもええな‥幸いまだ朝は早いし」
「じゃあ俺一番!!と一番最後!!」
『えっ‥と‥?』
私を取り囲む4人の主将が不敵な笑みを浮かべる
「とりあえず、クリスマスのプレゼントは花澄ちゃんで決まりって事で」
『ええっ?!』
「「「「メリークリスマス」」」」
そうして
昨日の夜よりもさらに熾烈な戦いが
今まさに幕を開けた