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一期一会【鬼滅の刃 不死川実弥夢】

第11章 最終決戦の後…


数週間後――。

飛羽と実弥の結婚式に向けて、準備が始まった。

「実弥、衣装どうする?」

「俺ァ何でもいいィ」

「じゃあ一緒に選ぼう!」

そんな二人の前に、しのぶと義勇が現れた。

「飛羽さん、私たちも結婚式をすることになりまして」

「……一緒にやらないか」

「えっ!?」

飛羽が目を丸くする。

「合同結婚式!?」

義勇は静かに頷いた。

「その方が皆で祝える」

「いいねぇ!」

飛羽が即決する。

ところが――。

「だったら俺たちも一緒にやりましょうよ!」

善逸が禰豆子の手を握る。

「えっ、善逸君!?」

「私も、みんなと一緒なら楽しそう!」

禰豆子が嬉しそうに笑う。

「俺様もやるぞ!」

伊之助がアオイを抱き寄せる。

「ちょっと伊之助! 勝手に決めないでよ!」

「炭治郎とカナヲも参加しよう!」

「えっ、俺たちも!?」

カナヲは少し頬を染めながら頷いた。

「……うん」

さらに蜜璃と伊黒、宇髄と三人の妻たちまで話に加わる。

「せっかくだ! 派手に合同でやろうぜ!」

「みんなで結婚式……素敵!」

「……騒がしくなりそうだな」

伊黒が呟く。

「いや、もう騒がしいだろォ」

実弥が頭を抱えた。

そこへ――。

「衣装は私が決めます!」

「料理は俺に任せて!」

「飾り付けは俺様だ!」

「いや、伊之助は危ないから触らないで!」

一気に大混乱。

飛羽はその光景を見て、思わず笑った。

「……これ、本当に結婚式になるのかな?」

実弥が隣でため息をつく。

「なるわけねェだろォ……」

「でも、楽しそうじゃん」

「……まあなァ」

実弥は飛羽の手を握った。

「飛羽が笑ってんなら、それでいいィ」

「実弥……」

こうして――。

鬼殺隊の仲間たちによる、史上最大級の合同結婚式計画が始まった。

ただし、誰一人として――この先もっと大騒ぎになることを予想していなかった。
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