第2章 全てはここから
『那田蜘蛛山?』
鎹鴉から言われた場所に飛羽は向かった。
『なにしてんの?』
『この人たちを助けるんです!!手伝ってください!!』
山に入ると最終選別にいた赤毛の少年とイノシシ頭の奴がいた。
木の上に糸で操られている隊士達を放り投げている。
しかし、その努力は無駄となってしまった。
隊士たちは首を捻られて殺されてしまった。
『あたしは先に行く…』
『あの!!俺は竈門炭治郎です!!あなたの名前は! 』
『鋼鐵塚飛羽…』
飛羽はそういうと何かを探しながら蜘蛛の糸を斬りながら進んだ。
見つからない…
探し回っているうちに迷った。
『マジか…』
何とか見つけた…炭治郎はボロボロだ。
『おィ!!そこの鬼ィ!!お前の相手はあたしだ!!』
飛羽は実弥のように鬼を威圧してみた。
内心は怖い。でも…やらなきゃいけない。
『君…他の隊士とは違うみたいだね…』
上を見上げると少年のような姿の白い鬼…
『僕は累…気に入ったよ…僕の家族にならない?』
『なってなんか得することある?』
『あるよ?家族になれば固い絆で結ばれるんだ…』
累はそう言って糸を出しながら飛羽に近づいてきた。
『ふーん…恐怖で塗り固めた絆ねぇ?それが絆?笑わせんな。』
累はその言葉にイラッとしたのだろう悔しそうな顔をして飛羽に襲いかかってきた。
『酒の呼吸…弐ノ型・酔燕返し(すいえんがえし)…』
『え?なんだよ今の…え?嘘だ…』
首を斬られたことに累は驚いているようだ。
『噂には聞いていた…お前が不死川の継子か…』
『はい。』
その様子を見ていた水柱 冨岡 義勇が飛羽に話しかけた。
『あら、十二鬼月を倒されたんですか?それは凄いですね!』
そこに蟲柱 胡蝶しのぶまで登場する。
『それはそうと…そこの君?あなたが庇っているのは鬼ですよ?危ないですからそこを離れてください?』
と炭治郎に話しかけた。
『逃げろ…できるだけ遠くに…』
炭治郎と禰豆子は富岡の言葉を聞いて逃げた。
飛羽はタバコに火をつけて一息…