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一期一会【鬼滅の刃 不死川実弥夢】

第7章 刀鍛冶の里へ…



夜。

飛羽は炭治郎と無一郎と共に、畳の部屋で休んでいた。

「……静かだね」

飛羽が呟く。

「はい。今日はゆっくり眠れそうです」

炭治郎も布団の上で身体を休めている。

無一郎は窓の外をぼんやり眺めていた。

「……」

「時透、眠れないの?」

「別に」

素っ気ない返事に、飛羽は苦笑する。

「相変わらずだなぁ」

その時だった。

――ズズ……。

部屋の外から、何かを引きずるような音が聞こえた。

「……?」

炭治郎が顔を上げる。

「何か聞こえませんでした?」

飛羽も耳を澄ます。

「……気のせいじゃない?」

しかし、無一郎だけが立ち上がった。

「……誰かいる」

障子の向こうに、人影が浮かぶ。

次の瞬間――。

ガラッ!

障子が開いた。

そこに立っていたのは、異様な老人の姿をした鬼。

「ひぃぃ……」

半天狗が震えながら部屋へ入り込む。

「鬼……!」

炭治郎が飛び起きる。

飛羽も瞬時に刀を抜いた。

「こんなところに……!」

無一郎は迷わず前へ出る。

「僕が斬る」

「待って、無一郎くん!」

だが半天狗は怯えたように身を縮める。

「怖い……怖い……!」

「何なんだ、こいつ……」

炭治郎が困惑する。

無一郎が刀を振り下ろす。

――ザンッ!

確かに首を斬った。

しかし――。

「……え?」

斬られたはずの半天狗の身体から、異変が起きる。

「まだ……終わってない!」

飛羽が叫ぶ。

肉が膨れ上がり、二つの身体へと分裂する。

「増えた!?」

炭治郎が驚く。

飛羽は刀を構え直した。

「炭治郎、気をつけて!」

無一郎も表情を変える。

「……面倒な鬼だね」

こうして、刀鍛冶の里での戦いが始まった。
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