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一期一会【鬼滅の刃 不死川実弥夢】

第2章 全てはここから



『はぁ〜生き返るぅ〜』

飛羽は酒を飲みながらタバコに火をつけて吸っていた。
一応、部屋の窓を開けて窓に向けて煙を吐いていた。

そこに巡回に来たのであろうしのぶが現れ…

『なにをしてるんでしょうか?』

『何って息抜き?』

『ここは禁酒禁煙です。』

『えーーー!!』

『えーじゃないです。』

飛羽はしのぶに没収されかけたタバコと酒を何とか死守した。

その次の日…

蝶屋敷に荷物が届いた。
というより鎹鴉が必死に運んできた。

『兄貴からじゃん…』

その中には飛羽が大切にしていた着物や刀の手入れ道具や櫛が入っていた。

『この簪…』

昔…兄について行きたいと駄々を捏ねてついて行った日のこと。
リボン型の簪が欲しくて大騒ぎして買ってもらった。

手紙も入っていたが、箇条書きに…

『帰ってこい

鬼殺隊辞めろ

酒やめろ

タバコやめろ

生きていろ』

と書いてあった。

『生きていろは分かるとして他は無理難題なんだよなぁ…』

飛羽は零れそうになる涙をグッと堪えた。
昔の泣き虫な自分とは違う。
強くならないと…

飛羽はそう決意すると、髪を纏めて簪を髪につけた。

その頃…

実弥は飛羽の事が気になっていた。
帰る場所がないのは自分も同じだった…

あの日あの時…あの仲間に会えなければ自分はずっと1人だったかもしれない。

実弥は蝶屋敷に足を運んだ。

そして、縁側で寛いでいる飛羽に言った。

『おィ…俺の継子にならねェかァ?』

『は?』

『住む場所がねェなら来ィ…』

『は?嫌だ。』

『なんでだァ?』

『顔が怖い。』

『喧嘩売ってんのかァ?てめェ…』

『喧嘩は買っても売れません。』

『ふざけんじゃねェ… 』

『至って大真面目ですが?』

『着いてこィ…別に取って喰いやしねェよ…』

『へーい。じゃ、なる。でも条件がある!タバコも酒も自由にさせろ!』

『好きにしろォ…』

『じゃ、決定!!継子なる!』

そんなわけで飛羽は風柱の継子となった。

しかし、その数週間後…
ちょっとした事件が起こる。








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