第2章 全てはここから
飛羽はニヤッと笑って指をさした。
その先には鬼がいた。
『ぎゃあああああああああっ!!』
善逸は失神。
飛羽は
『フッ… 』
と笑った。
『雷の呼吸…壱ノ型 霹靂一閃…』
善逸は鬼の首を斬った。
『お見事!!さぁてと…コイツどうするかなぁ…』
飛羽はそう言って鬼の首を斬りまくった。
いつの間にか善逸と離れてしまったが、何とかやれるだろうと信じる事にした。
そんなわけで最終選別を突破した飛羽。
なんか少年二人が喧嘩していたのをスルーして玉鋼を受け取り…
隊服を受け取り…
気づいてしまった…
『行く場所がない……』
『帰らないのですか?』
案内役の童女にそう問われ…
『帰る場所…あったけど無くなったって言ったらどうしてくれます?』
そう言って飛羽は無理に笑って見せた。
飛羽がフラフラと歩いていると神社の鳥居を見つけた。
『困った時の神頼み〜ってか?』
そう言いつつ飛羽は神社の鳥居をくぐって本堂へと通じる階段に座って酒を飲んでタバコに火をつけた。
『こんな所で何してる?』
『何って…帰る場所探し?』
『探してるようには見えねェけどなァ?』
『そう?月見しながら酒飲んでタバコ吸って考え事…効率的じゃない?』
『馬鹿かてめェ…』
『それ、兄貴によく言われたわ~』
ケラケラと笑いながら言う飛羽は実弥には親も兄も鬼に殺された居場所のないやつ。
と映ったのだろう。
『着いてこい…』
『はいよ〜』
飛羽は推しに会えたことにウキウキしながらついて行った。
『あらあら…不死川さん?この方は?』
着いたのは大きなお屋敷…
『コイツを頼んだ…帰る場所がねェんだとよ。』
『それでしたら不死川さんがお屋敷に連れていけばいいじゃないですか…』
『一応…女だしよォ…』
『なるほど…分かりました。お預かりしますね。』
実弥は出てきた女性の言葉を聞くとその場を去った。
『お名前を伺ってもよろしいですか?私は胡蝶しのぶ。この蝶屋敷の主であり、蟲柱でもあります。』
『鋼鐵塚飛羽……』
『はがねづか?どこかで聞いたような……とりあえず、お部屋を案内しますね。』
そう言ってしのぶは飛羽を部屋に案内した。