第14章 鋼の錬金術師
数十分後。
「だいたい!!どいつもこいつも簡単に国家錬金術師になれると思ってなめとるんだよ!!!」
顔を真っ赤に染め上げた准将が大声で話し始めた。
げっぷを連発し、アームストロング少佐に絡んではげっぷをまたした。
酒くせぇ。
「技術はもちろんだけど人格!!人格もな!!な!!!」
「はっ!まったくその通り!」
「おまえ、ほんとにいい奴だもんな!!」
准将に頭と顎を激しく撫でられているというのに、少佐は怒るどころか微動だにせずされるがままだ。
「人格?」
「うーん。上官何人も殺して刑務所に入ってる爆弾狂とか、イシュヴァール人とみると絶対殺すじいさんとかいるな!」
「ダメじゃねぇか!!!」
本当に精神鑑定で合格したのかよ……。
国家錬金術師になるのって難しいって言ったけど、そんなやべえ奴でもなれるとか……。
「おおお!?貴様、儂らの事をたいした奴ではないと思っとるな!?よぉし!!儂らの錬成を見せてやろうぞ、少佐!!」
「御意!!!」
グラン准将は急に錬成を始めるし、アームストロング少佐も上半身裸となって錬成を始めた。
「よっぱらいと脱ぎ魔だーーーッ!!!」
ついていけねえよ、この酔っぱらい共に!!
つうか、あんたら本当に軍人かよ!?