第3章 汗だく汁だく / 虎杖悠仁
年頃で性欲の強い悠仁にはこのまま何も無かったかのように再び眠りにつくことは出来なかった。
ほんの悪戯心。起こさないようになつの傍に座り直すとそっと胸に手を添えてみた。
「……っ!」
ノーブラだった。
なつは普段、夜はナイトブラを付けているので服の上からではその柔らかさを感じ取れない。が、今は違う。
薄いポリエステル製の生地1枚を挟んでいてもわかる柔らかさと人肌の温かさ。
ごくりと生唾を飲み込む。
少しだけ、少しだけなら。
悠仁は夜這いという初めてのシチュエーションに興奮とほんの少しの動揺を隠しきれず胸の鼓動を高鳴らせていた。
なつの様子を伺いながらそっとふにふにと優しく揉んでみる。
今度は大胆にTシャツを捲りあげてみた。
ぷるんと露わになるなつの胸。
服と擦れたせいか、ぷくりと存在を主張し始めている控えめな乳首。
なつは寝苦しさも忘れすっかり深い眠りに落ちているようだ。何も反応がない。
緊張と興奮と暑さで手が汗ばむ。自身のズボンで手汗を拭くと悠仁は剥き出しになったなつの胸に手を添える。
軽く汗ばんだ胸は少ししっとりとしていて手に吸い付いてくる。
先程よりも少しだけ大胆に揉んでみる。反応はない。
なつはすーすーと小さく寝息を立てている。