第3章 汗だく汁だく / 虎杖悠仁
「…………」
悠仁はそっとなつの胸に顔を近付けた。
すんすんと匂いを嗅ぐ。ボディーソープの香りがする。
そのまま乳首に口付けるとぺろぺろと舌先で舐めてみる。
少しずつ硬くしてその主張を大きくするなつの乳首。
「んっ…ぁ…」
なつが少し掠れた声を上げた。
やべ、と焦りとっさに動きを止める悠仁。
しかしなつは起きることなく再び寝息を立て始めた。
「…どうしよ…シたくなってきた」
自身のソレが膨張し下着の中で苦しげにしていた。
悠仁は一度手を止めなつの傍に座り直し小さく呟く。
今すぐにでも襲いかかりたい気持ちと同意も無しに…という申し訳なさが葛藤する。
その葛藤に反して治まらない勃起。
一旦落ち着こうとキッチンへ飲み物を取りに行く。
なつがもし起きた時用にとペットボトルを2本、手に取ると冷蔵庫を閉めてそのうちの1本の蓋を開けてごくごくと飲んで喉を潤した。
部屋に戻ると布団の脇にペットボトルを2本置いてすとんと座ると、ポリポリと頬を掻く。
「…………」
なつの方をちらりと見る。悠仁に悪戯されたままの状態で胸を剥き出しにして眠っているなつが「んん…」と寝苦しそうに唸った。
「ゆ、じ…すきぃ…だぁっ…」
「………っ」
少し掠れた吐息混じりのなつの声。
寝言の多いなつなのでコレもいつも通りのただの寝言だったが今の悠仁には我慢できなかった。
ゆっくりとなつに近づき、頬にキスをする。
ちゅ、ちゅ、と頬や唇に触れるだけのキス。
キスを落としていきながら胸にそっと手を添えてむにぃと揉むと人差し指でくにくにと乳首を触る。
増していく欲求。落ち着きかけていたのに再び膨れ上がってくるソレ。