第8章 サンドバッグちゃん2
なつは男が帯を取り払っている間にその身体から器用に抜け出すとずりずりと後ずさって離れ、殴られて痛む腹を庇うように弱々しく四つん這いで逃げようとした。
「おい」
男の冷たい声が聞こえたのと同時に足首を掴まれるとそのまま力任せに引き摺り戻される。
「やっ、やだ…こわいこわいこわい…っ!」
「喚くな、それ以上喚けば喉を潰す」
「っ!…………」
少し苛立ちの含まれた声色になつは震え上がって固まった。
なつは知っている。この男は誰であろうとためらいなく人を殺す。
知ってるが故に恐怖心がドクドクと高まる。
「この俺が欠落品のお前を使ってやっていることを忘れるな」
続けてそう一言言うと固まって小さく震えるなつの身体を四つん這いにさせる。
「ぁ…」
「痛み苦しみ乱れて善がり、俺を満足させることだけを考えろ」
なつの膣口に自身のソレを宛てがうとその結合部にツー…と涎を垂らす。
そして自身の涎を潤滑剤代わりにしてぐちぐちと膣口に亀頭を擦り付けて滑りを良くするとそのまま半ば無理矢理に挿入していく。
「うう"…い"っ…」
無理矢理腟内を押し拡げられていく痛みと圧迫感に呻き声をあげる。
奥まで挿入したあと抜ける直前まで腰を引くとなつが逃げないように腰を掴んで勢いよく奥を突いた。
「ーーーーっ!!」
ズン!と重く鈍い内臓打撲の痛みがなつを襲う。
余りの痛みに声にならない声をあげて四つん這い状態のまま足をバタバタとばたつかせる。