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堕ちて、求めて。

第5章 ピンク色 前編



「おいしそ…」

「bon appétit」

「え?なんて?」

「…召し上がれ」

「んふ、お洒落だね」

グラスに口つける。口当たりの良い味。
甘党ななつの為にレシピよりも少し多めに生クリームと砂糖が入れられていた。


「おいしーい!!」

「それはよかったな」


彼はロンググラスに氷を入れてウイスキーと無糖の紅茶を適当に注ぐとマドラーでグルグルと混ぜてグラスに口をつけた。
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