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堕ちて、求めて。

第5章 ピンク色 前編



「ロブ・ロイ」

「お前には強いからチェイサーと一緒にゆっくり呑め。ヤケ起こしてピッチ早めるなよ」

「ありがとう…」


はじめて見るそのカクテルは暗い赤色をしていてレッドチェリーが一粒沈んでいる。
宿儺の目の色よりも暗い赤色だな、なんて思いながらひと口飲む。


いつも甘めで果汁のジュースやミルクで割ったカクテルを飲んでいたなつにはスコッチ・ウイスキーベースのカクテルは度数が強く一口飲んだだけで食道が熱くなるのを感じてアルコールを強く感じる。
大人の味だなあ、と心の中で呟いた。
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